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2010年10月24日
機械と共に生きる!
10月23日、五反田の立正大学にて、ALS患者で湘南工科大学非常勤講師の舩後靖彦さんの講演がありました。今回は、事前に舩後さんが打ち込んでいた原稿をコンピュータが読み上げ、また工科大学の学生さんが、舩後さんのためにつくった「顔につけたセンサーで弾けるギター」を披露。皮膚の微妙な動きをセンサーが感知し、ギター側で和音を押さえて弦を弾くという、素晴らしい機械です。NHKの首都圏ネットーワークでその模様が放送されたのですが、そのときの映像の、開発した学生(山田くんでしたでしょうか?)が感動して涙を流すシーンがとても感動的でした。また、全国の患者さんとも、スカイプでつなげての中継をしていて、ほんとにITの技術がこうして福祉の分野でも活かせるのをみて、明るい未来を見ました。まさに「いかに機械の助けを借りて、今後生きるか」ですよね。とてもよい切り口だと思います。舩後さんのように、呼吸器をつけ、講演をし、ギターを弾くALS患者さんは、おそらく世界にもいないでしょう。その生きる姿にいつも勇気をもらっています。帰りがけ、妻といおんを紹介したら、いおんは舩後さんの襟をつかんで興味を示してました。舩後さん、泣いて喜んでくれて、こちらも泣けてきました。これからもいおんの成長する姿を見てやってくださいね。素敵な講演をありがとうございました。
2010年10月24日 23:25
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