川村透の週刊ブログ

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それ以前

2011年10月

2011年10月27日

新刊本のお知らせふたつ

今年は、なんだか出版ラッシュに追われた年でした。タイトルも決まり、アマゾンにもデータがあがっているので、こちらでもお知らせさせていただきます。
えー、一つ目は、久しぶりの書き下ろし、ライフワークである「ものの見方」をテーマにした本で、

『答えはいつも、自分の枠の外にある!――ものの見方が一瞬で変わるドリル31』
(ダイヤモンド社)

です。1470円(税込)です。
これは、31のドリルからなり、楽しみながらドリルをこなしていくことで、自然と仕事や生き方につながる得なものの見方をマスターできる、という本です。

もう一冊は、こちらは翻訳モノで

『こんな時代でも伸び続ける営業マンの秘訣』(トム・ホプキンス著、川村透訳)
(日本経済新聞社)

です。こちらは1575円(税込)です。
これは、以前に訳した「営業の魔術」の著者が、現代の経済状況にあわせて書き下ろした新刊。
原題はSelling in Tough Times で(このモノが売れない時代に売れる方法)みたいなものです。
こちらはずっしり、読み応えがあるものですので、営業のプロを目指す方にはお勧めです。

双方ともに発売は11月下旬。乞うご期待。


2011年10月27日 10:49 | コメント (0) | トラックバック (0)

ガソリンスタンドのCS、その後の顛末

先日、書いたガソリンスタンドTポイント事件ですが、その翌日、なんとすぐに●●オスの運営子会社からお詫びの電話がありました。よかった、こうした消費者の声に無関心ではなかったのですね。
と安心したのもつかの間、こんどは●ス●石油です。今度はTポイントではないのですが、現金カードを持っていたので、そのカードを使えば安く入れられる、との宣伝文句をロードサイドで見つけたので、さっそく給油することに。しかし、またここでも、カードの入れ方がわからず、戻ってきてしまうので、また給油後、店内に入って事情を説明すると、今回はすんなり差額の返金に応じてくれました。
しかし、スタンド系のカードは種類が多すぎ、その入れ方も客からすればよくわからず、これは一社に限った問題ではないのですね。この分野のコンサルティングなどやってみたら、需要があるのかしら。今度カードを入れるときは、事前に店員に聞きます!

2011年10月27日 10:41 | コメント (0)

2011年10月04日

ガソリンスタンド業界のCSってあるのか?

皆様。ちょっと今回は、あまりにもアタマに来たので、仕事モードではなく、オフモードの自分で、書かせていただきます。お許しのほどを。

先日、地元のとある大手スタンドで給油をした。給油機のところに「Tポイントカードで
ポイントがたまります」とある。3000円も使うのだから、わずかながらも幾分かはポイントがたまるだろうと(コンビニでパンひとつ買うよりは!)思い、カードを差し込むと、戻ってきてしまう。ん?よくみるとなにやら説明が書いてある。「クレジットカード機能つきのTポイントカードはこう入れてください」。ふむふむ、がしかし、僕のカードはクレジットカード機能などついてない、普通のカードだ。戻ってくるってことは、きっと店内で対応してくれるのかと思い、「あの、これポイントつかなかったんだけど」とカードを差し出すと、バイトの学生の返答に耳を疑った。「あ、このカードはこう入れないと(僕の入れたのは逆向きで)ポイントつかないんで」「で?」「次回からそう入れてください」「はあああ?」それって、おかしくないか?ねえ君。だったら、「クレジットカード機能のつかないTポイントカードはこう入れてください」と案内があってしかるべきでは。たかがポイントの話でカッとなるのも大人気ないが、そういう問題じゃない。なぜ客が店側の不案内の責任をかぶらなくてはいけないのか、ということだ。「店長を呼んで」とついに店長と対決した。すると「基本的には後付ではポイントつけれないことにしてるんです。不正を防ぐために」(どんな不正だ?)で、いまの分はつくのかつかないのか?「今回は特別につけることはできます」は?その言い方もおかしくないか?「申し訳ございません。こちらの案内の不備で。今回の分もおつけいたします」とか言うのが普通ではなかろうか。そして翌日、まだ怒りがおさまらず、ネットで調べてメールをする。すると返信があったのだが「そちらのステーションは、○○オスの同じ看板を上げていますが、運営会社が違うのでそちらにお問い合わせください」とのこと。だから石油業界はややこしい。そしてその案内された会社に電話をかけ、起きたことを伝えると「そのステーションは、これまた管理会社が違うので、これからその会社にクレーム内容をお伝えするが、なにせ会社対会社のことなので、しばらくお時間がかかる。いつお返事がいくとはお約束できない」などという、昭和のいつの時代か?のようなことをいう。これが飲食業界だったら、すぐに倒産だと思う。

まったく、石油業界は、消費者の顧客満足なんてないも等しい。いやまてよ、いつもいくエ○○石油さんのスタンドは、とても丁寧に対応してくれる。やはり会社が違うとこうも違うのか。さて、問題のあったスタンドの運営会社さんから、いつ返事がくるのだろうか。指折り数えて待ってみようと思うのです・・・。

2011年10月04日 23:07 | コメント (0)

2011年10月02日

【祝。アマゾンジャンル別-1位】残念な人の仕事の中身

「残念な人の仕事の中身」、動きがいいなと思っていたのですが、夜な夜なアマゾンのランキングをチェックしていたら、昨晩、なんと「仕事術・整理法」で1位になっていました。お買い求めいただいた皆様、本当に感謝です。ありがとうございます。
今日はちょっと、本の裏話をお伝えしたいと思います。
そもそも、この本、原題は、What’s STOPPING me from Getting AHEAD? ~What your manager won't tell you about what it really takes to be successful(直訳):何があなたを止めているのか? ~上司は教えてくれない、あなたを成功に導くヒント

というもの。本を受け取ったとき、編集者に所見を伝えているのですが、そこから抜粋すると:
いまのような厳しい世の中、自分の身の処遇に戦々恐々としているサラリーマンにとっては、ちょっと気になる本であることは間違いない。上司がどこを見ているのかは、直接は聞きにくいので、その情報源としての価値アリ。ケーススタディ風の構成で実例を紹介。内容も、本人の視点→上司の視点→状況分析→提案と変化があって、具体的、立体的で状況をイメージしやすい。切り口としては、やる気が湧いてくるような啓発本ではなく、どちらかというと不安感につけこむようなところはあるが、いまの時代にはかえってよし。

と書いていました。
売れる本といえば「こうしたほうがよい」という書き方が多いのですが、この本は「こうしているからダメだ」「こうしないほうがよい」という、いわば”逆張り”です。
当初、やるかどうかを話していたときに、「いやあ、こういう時代だから、むしろ、だからうまくいかない、っていうことを打ち出したほうが、いいんじゃないの」という読みが、見事当たったことになりました。

翻訳モノはもう10冊以上手がけているのですが、これだけ動きのよいものはかつてなく、はじめて「あー本が売れるっていうことは、こういうことなんだなあ」という体験をさせて頂いています。

これに慢心することなく、ただいま新たに訳出に取り組み中。アメリカではかなり大物の、今風のマネジメントモノですが、結果を出している人だけに説得力はありますね。
こうご期待っ。


2011年10月02日 10:34 | コメント (0)


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