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2011年10月02日
【祝。アマゾンジャンル別-1位】残念な人の仕事の中身
「残念な人の仕事の中身」、動きがいいなと思っていたのですが、夜な夜なアマゾンのランキングをチェックしていたら、昨晩、なんと「仕事術・整理法」で1位になっていました。お買い求めいただいた皆様、本当に感謝です。ありがとうございます。
今日はちょっと、本の裏話をお伝えしたいと思います。
そもそも、この本、原題は、What’s STOPPING me from Getting AHEAD? ~What your manager won't tell you about what it really takes to be successful(直訳):何があなたを止めているのか? ~上司は教えてくれない、あなたを成功に導くヒント
というもの。本を受け取ったとき、編集者に所見を伝えているのですが、そこから抜粋すると:
いまのような厳しい世の中、自分の身の処遇に戦々恐々としているサラリーマンにとっては、ちょっと気になる本であることは間違いない。上司がどこを見ているのかは、直接は聞きにくいので、その情報源としての価値アリ。ケーススタディ風の構成で実例を紹介。内容も、本人の視点→上司の視点→状況分析→提案と変化があって、具体的、立体的で状況をイメージしやすい。切り口としては、やる気が湧いてくるような啓発本ではなく、どちらかというと不安感につけこむようなところはあるが、いまの時代にはかえってよし。
と書いていました。
売れる本といえば「こうしたほうがよい」という書き方が多いのですが、この本は「こうしているからダメだ」「こうしないほうがよい」という、いわば”逆張り”です。
当初、やるかどうかを話していたときに、「いやあ、こういう時代だから、むしろ、だからうまくいかない、っていうことを打ち出したほうが、いいんじゃないの」という読みが、見事当たったことになりました。
翻訳モノはもう10冊以上手がけているのですが、これだけ動きのよいものはかつてなく、はじめて「あー本が売れるっていうことは、こういうことなんだなあ」という体験をさせて頂いています。
これに慢心することなく、ただいま新たに訳出に取り組み中。アメリカではかなり大物の、今風のマネジメントモノですが、結果を出している人だけに説得力はありますね。
こうご期待っ。
2011年10月02日 10:34
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