部下の力を引き出すコーチングのススメ~本田技研工業株式会社 浜松製作所~
講演テーマ
クライアント様のリクエスト
今回、40人以上の部下を抱えるユニットリーダー40人を対象に、彼らのコミュニケーション力、マネジメント能力を高めるため、コーチングスキルを身につけてもらいたいと考えております。内容は、できれば聞くだけでなく、各自が自主的に参加できるようなもの、また実際にある事例を扱ったケーススタディを取り入れたものでお願いしたいと考えています。
講演打ち合わせ
ヒアリング
講演の目的
部下に夢を持って活き活きと働いてもらうため、人のマネジメント力を高める。聴講者層
40人以上の部下を抱える現場の管理責任者約40人。年齢層は40代~50代後半。ご希望など
聞くだけでなく、参加型のものを。また実際の事例を用いてリアリティを出したいご提案
全員参加型のワークショップ形式で、「コーチングのススメ」という約3時間のプログラムを構成しました。コーチングの定義にはじまり、ペアになっての聞く、問いかけるの実習、最後にはケーススタディを取り入れ、部下のやる気を引き出す会話例をグループで作成し発表をしました。講演の流れ
1. コーチングとは?(40分)
・指示型コーチvs問いかけ型コーチ ・コーチングの定義2. 3つの基本スキル(40分)
・聞く ・問いかける ・伝える3. GROWモデル(20分)
問題を把握し、行動を促す会話のフレームワーク4. ケーススタディ(30分)
実際によくある事例から5. コンテスト&表彰(30分)
各チームで考えた会話例を、寸劇風に前で発表。最後に全員で投票し、優秀チームを表彰6. 振り返り(20分)
今日学んだこと、気づいたことをシェア参加者アンケート
- 相手に対する聞き方は、特に勉強になりました
- 前向きに引き出すことの大切さを再認識しました
- 自分の日頃の部下に対する対応について今一度見直す機会とれ、非常に有意義でした
- 相手に考えさせる。すばらしい!
- 相手の可能性は無限だから、長所を生かす問いかけをする―を心がけたいです
- 上司ではなくパートナーとなり、組織の人を育てていきたいと思います
- 言葉ひとつで、相手の気持ちが変化したり、やる気が出たりすることを再認識しました
- 普段一方的な会話になりがちなので、今後の対部下と家族との会話に生かせればと思います
主催者の感想
一人一人が得るものがあった
今回、講演会とワークショップをお願いしましたが、川村さんにお願いしてよかった!と心から感謝しています。始めの第一印象は、ラフな服装にリュックといういでたちでしたので「正直、この人に任せて大丈夫なんだろうか?」と不安になりました。が話をさせていただくにつれ、川村さんの人を包み込むようなホンワカとした人柄と、その中に一本の芯が通ったものを感じ、この人なら大丈夫だと安心をしました。講演者としてというより、一人の人間として好きになりました。講演、ワークショップは、ともに笑いの中からすっと入りこんでしまうトークで、参加者一人一人が何か得るものがあったと思います。開催後の一言コメントも前向きなものばかりで、主催者としては嬉しい限りでした。本当にありがとうございました。本田技研工業株式会社 浜松製作所
片桐 利春 様